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染色加工いろいろ

趣味でなく、工業的に行う染色加工に関することを書いています。

色出し、染料の選択について

染色技術

染料の選択時、演色性、堅牢度(色落ち等に耐える強さ)、染めやすさ(堅牢度と反比例することが多い)、そしてもちろんコストを勘案しなければいけないのですが、通常の色物であれば3原色である黄、赤、青の染料の3種類の組み合わせ、つまり染料を3つ選択し色を出します。

(余談ですが、チューリップの歌の歌詞が日本人には染み付いているので、色順を赤青黄色と言いたいところですが、染料の場合、慣例上Yellow,Red,Blueの順で呼びます。)

3つ選ぶと言っておきながら黄、赤、青だと選択の余地が無いと思われるかもしれません。

しかし、黄色にも赤味の黄色(オレンジ)、青味の黄色(レモンイエロー)等があり、同様に赤にも朱色、カーマイン等、青にはスカイブルー、ターキス(ターコイズ)等があり、それらの中から選択するというわけです。

例えばうちでは、ナイロン用の染料ですと黄系統7種類、赤系統9種類、青系統6種類あります。

相性の悪い組み合わせが多々有りますので、単純に7×9×6/3の126通りから選ぶというわけではありません。