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染色加工いろいろ

趣味でなく、工業的に行う染色加工に関することを書いています。

色出し、色合わせ4

染色技術

試染を繰り返し目標色サンプルが染め上がってもそこで終わりではありません。

 現在の日本の染工場では色は出せて当たり前、後加工での付加価値が求められることが多いからです。

 例えば起毛加工では濃度アップに加え、影が出来ますのでくすみが増しますし、樹脂加工では光の屈折率が変わるため、色濃度の変化は避けられません。その他薬剤を使用する加工、抗菌、撥水、防汚、吸水等ありますが、染上りで色を合わすのではなく、最終製品を想定して色を合わす必要があります。

 あとは助剤と言われる、染色の際使用する薬品を必要最低限の使用に抑えることも肝要かもしれません。

 染工場だと薬品ディラーやメーカーにいろいろ薬剤を薦められることも多いのですが、染色はpH管理と水管理、温度管理が基本で、薬剤はコストアップに繋がり、また煩雑な使用は現場においてミスの温床になりますし、シンプルイズベストです。